9月8日(月)息子の誕生日
一つ目の写真は息子が生まれて45日。
二つ目の写真は息子が3歳の時の東京モーターショーです。
LINEで「お誕生日おめでとう。生まれてきてくれてありがとう」と言ったら、
「こちらこそ産んでくれてありがとう」と返事がきました。
「生まれてくれてありがとう」
「こちらこそ産んでくれてありがとう」
この短いやりとりが本当に本当に嬉しくて、泣いてしまいました。
私はなかなか厳しい人生を生きてきました。
でも息子の言葉で、その全てが浄化した気がしました。
これからは「喜ぶものと共に喜び、泣くものと共に泣く」という言葉を胸に、
生きていこうと思います。
もうすぐ腰部脊柱管狭窄症の手術ですけれど、元気に行ってまいります!
神様は苦しみだけではなく、喜びも与えてくださいます。
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住民基本台帳による支援措置 解除
私を一人前の日本語教師として育ててくださった恩師からのお声がけで、
7月〜9月2日まで、かつて勤めていた日本語学校に復職しました。
でも通常のテンダー手話&日本語教室の授業や
早稲田大学エクステンションセンターでの講義、企業での日本語研修、
そして手話通訳。それから10月に出版する手話の本の原稿の仕事も重なり、
睡眠時間が1時間半、なんて日が何日もありました。
さらに父の急逝。
いくら絶縁していたとはいえ、実の娘でないとできない手続きが
いっぱいいっぱいありました。
人が亡くなるとやらなければならないことがたくさんあるのは、
皆さまもご存知の通りです。
でも他の方はしなくていいのに、
私だけがしなければならない手続きがありました。
それは「住民基本台帳による支援措置」(通称DV等支援措置」です。
配偶者からのDV、親から幼い子どもへの虐待、ストーカーからの被害。
これらから被害者を守るための措置です。
かつて私が現在の自宅兼教室に引っ越したとき。
私が転居したことを知らない父が、私の元の住所を訪ねたそうです。
そして私が父に内緒で転居したことに激怒して、
私が手話通訳者として登録している市役所の障がい者支援課に行ったそうです。
「鈴木隆子の引っ越し先を教えろ」
対応した手話通訳派遣担当の職員さんは「個人情報なので教えられません」
そう言ってくださったのですが、父はその後も障がい者支援課に
「私の手話通訳の派遣先を教えろ」と言ってきたそうです。
担当者さんは
「聴覚障がい者の個人情報にも関わるので教えられません」と
断ってくださいました。
それでも父は諦めず、再度障がい者支援課に「通訳者会の連絡先を教えろ。
それができないなら、市主催の行事や講演会で
隆子が手話通訳を担当することになったら、自分に連絡しろ。
自分も市民なのだから参加できるのだから」と言ったそうです。
こんなに障がい者支援課の方にご迷惑をおかけするのであれば、
登録手話通訳をおりようかな?とも考えました。
ちょうどその頃、生徒さんからDV等支援措置を勧められたのでした。
この手続きは毎年更新するのですが、終わる時がきました。
私は市役所の窓口で
「加害者が亡くなったので住民基本台帳による支援措置を解除しにきました」
そう告げると、職員の方は満面の笑みで
「良かったですねえ。娘という立場から複雑でしょうけれど。
これからの人生を考えれば、安心して暮らせますものね。
住所が近いから、お父さんとニアミスして怖い思いをしたこともあったでしょう」
そう言ってくださいました。
その温かい言葉を聞いて、涙が出てきました。
そう、私はずっと怖い思いを我慢してきたのでした。
初めて会った職員さんは見ず知らずの私の心に寄り添ってくださいました。
その時、新約聖書ローマ人への手紙12章5節の言葉が浮かびました。
「喜ぶ者と共に喜び、泣くものと共に泣け」
この市役所の職員さんは、まさにこの言葉を実践なさっていました。
そうだ!これからは私もこの方のように生きよう。
感謝と共に、心に決めました。
本当にありがとうございました。
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花束
お医者さまに「実父と接触することは危険と判断する」という診断書が出て以来、
十数年間、父から逃げ回っていました。
でも父の危篤、そして死に直面して、
思い出さないようにしていたいろいろなことが頭に浮かび、苦しい7月となりました。
先日、私の手話関係の友人でテンダー手話教室に通ってくださる方が、
キレイな花束を持ってきてくださいました。
毎年7月26日の母の誕生日にキレイな花束をくださるのです。
本当にありがたいです。
そうしたら、今年はもう一つ。
「これはお父さまに」とキレイな花束をくださいました。
「隆子さんやお母さまに酷いことをしなければ、
お父さまももっと幸せな老後が送れたでしょうに」
そう言って、くださいました。
父と私の関係を全てわかった上での花束です。
いただいた時「うわー、キレイな花束。ありがとうございます」
って思ったのと同時に、正直言って
「父には、もったいないかも」って思っちゃいました。
その後、いろいろ考えまして…
普通なら、父がやってきたことを考えれば、
娘の友だちから花束を手向けていただくなんてありえないはずなのです。
でも、全てを知っている上でキレイな花束をくださったということで…
クリスチャン以外の人が亡くなるとどうなるのか、
私にはわかりません。
でも、このようにキレイなお花をいただいたことをきっかけにして、
亡くなってからでも遅くないので、
父が回心していい人になってくれればいいなぁと思いました。
新約聖書の中の「ローマ人への手紙」「コリント人への手紙」など
多くの書簡を書いたパウロも、元々はクリスチャンを迫害する人でしたが、
その後、回心しましたし。
名曲「アメイジング・グレイス」を作ったジョン・ニュートンも
もとは黒人奴隷貿易で富を得てきた人でしたが、
回心して牧師さんになりましたから。
私自身も、私の心の変化にビックリです。
母も喜んでくれそうです。
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