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長谷部選手と内田選手

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昨日、仕事の前にテレビを見ていて、嬉しくなることがありました。

サッカー日本代表のザッケローニ監督がイタリアに帰国するにあたって、長谷部選手と内田選手が、サプライズで空港にお見送りに来たと放送していました。

それを見て、「嬉しいなぁ(*^o^*)」と思いました。

世間って薄情だから、強いときや勝っているときは、取り巻きもいっぱいいて、チヤホヤします。

でも負けたり、弱かったりして結果を残せないと、とたんに手のひらを返したように冷たくなります。

「スポーツは結果がすべて」と言うけれど、私はそうは思いません。
そうでなければ、スポーツ推薦制度のない時代の立教大学のチアガールは務まりません(笑)

結果は思ったとおりにならなくても、勝利を目指して、また応援してくれる人たちのために、一生懸命鍛錬し、節制し、努力を重ねてきたことは素晴らしいと思います。

東北大震災のとき、多くの外国人は日本を離れましたけれど、ザッケローニ監督は日本にとどまり、チームを指揮してこられたのですから、そういう部分もキチンと評価してさしあげなければいけないんじゃないかしら…と思います。

自分のことは棚に上げて、偉そうに人を批判するのが好きな人って、いっぱいいますよね(>_<)(スポーツの世界だけではなく、手話の世界にも(∋_∈)) でも4年間お世話になった監督に、礼を尽くした長谷部選手と内田選手はステキだと思います。 私は今、新渡戸稲造の「武士道」を読んでいます。 その中には「仁」と「礼」という言葉が出てきます。 「他人をいたむ心は仁の根本である」 「弱者、劣者、敗者に対する仁は、特にサムライにふさわしいものとして、いつも賞賛された」 「礼は仁と謙虚を動機として生まれ、他人の感受性に対するやさしい感情によって始動するのだから、いつも優雅な同情心として現れる」 このように書いてあります。 戦いに勝つことだけが、サムライじゃないんです。

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