ヒナさらにその後(最終回)

手話通訳.com / ブログ: ヒナさらにその後(最終回) - 手話通訳.com 鈴木隆子のブログ

2014年6月29日 17:02

このところ、２回にわたって「雀のヒナ」のお話を書きました。
その続き、最終回です。

ヒナをプランターに埋めた翌日、私はまたまた大学の１限目の講義の手話通訳をしました。

手話通訳が終わると、学生から「相談がある」と言われ、しばらく大学のキャンパスのベンチで話を聞いていました。

私は手話教室の聴者の生徒さんや、「手話で行う日本語講座」の聴覚障害者の生徒さんから相談を受けることが、よくあります。

私の家庭は数々の問題が山積みで、物心がついた頃から、母・祖母・叔母の悩みを聞いてきたからかもしれません。

私には何もできませんが、真摯(しんし)な姿勢で対応したいと思っています。

さて、キャンパスのベンチでお話を聞いていると、一匹の白いチョウが飛んできて、座っている私の周りを何度も何度もクルクル回って飛び始めました(◎o◎)

それが、１周２周ではないんです！
何周もクルクルと、私の周りを飛んでいるんです(@_@)

そのときに私は、
「あっ！雀のヒナだ」
と思いました。

前日に埋めたヒナが、無事に天国に着いて(天国に到着するのに、どれだけかかるかわかりませんが(^_^;))、
「ありがとう！」
とお礼を言いにきてくれたみたいな気がしました(*^o^*)

その後、テンダー手話教室の手話指導や、来月7月18日に三田の障害者福祉会館で「聴覚障害者のための手話で行う日本語講座」をするので、その打ち合わせを済ませたあと、夜遅く帰宅しました。

帰宅して、息子に
「雀のヒナが白いチョウになって、お礼を言いに来てくれたんだと思うの♪」
と話をしたら、

息子は
「違うよ。それは、おまえが『春キャベツ臭い』からだよ！」
と言いました(*_*)

なんと言うことを！(┳◇┳)

そういえば、前にも『春キャベツ臭い』って言われたことがあります(>_<) 母は生前、どんなに早い時間でも、私が仕事のときは、必ず家の門のところで、私の姿が見えなくなるまで見送ってくれました。母が亡くなってからは、私が出掛けるときに白いチョウが飛んできて、私の周りを飛んでいることがあります。そんなとき、「母が来てくれたのんだなぁ」と思うんですが、そのときも「おまえ、春キャベツ臭いんじゃねえの」と言われたのでした(>_<) 全く失礼なヤツです！それにしても、『春キャベツ臭い』って何!?

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