不謹慎な笑い
21日(土)は、息子が大学のサークルの新歓合宿で家を朝6時20分に出るので、早起きしました。
無事に送り出したと思ったら、「財布を忘れた」と電話がきたので、寝グセのついた髪のまま、財布をつかんで駅までダッシュしました。
息子に財布を渡して、ホッとして家に戻り、洗濯を始めました。
すると「チュンチュン」と、弱々しい鳴き声がするのでテラスを見ると、テラスに雀のヒナがヨチヨチ歩いていました。
歩き方がヘンなので、おかしいなぁと思ったら、どうやら足をケガしているようでした。
可哀想に思って近づこうとすると、不自由な足で必死に逃げようとするので、近づくのを止めました。
時々、親雀が心配そうに見に来ていました。
私はとりあえず、タカキビを入れた器をそっと近くに置いて、教会の礼拝の手話通訳に行きました。
翌日の日曜日、ヒナのことが気になりましたが、姿が見えないので
「親雀が連れて行ったのかしら…」
と思っていました。
すると昨日の月曜日、仕事が休みの主人が私に
「テラスにヘンなものがあるよ」
と言います。
仕事に出かけるため慌てて支度をしていた私が主人に、
「ヘンなものって何?」
と尋ねると、主人は
「雀のヒナが死んでるよ。ハハハハハ」
と笑いながら言いました(∋_∈)
どう考えても、笑う話じゃありません!!
私の目には、足を引きずるようにしてヨチヨチ歩いていた、愛らしい雀のヒナの姿が浮かんできました。
「死んじゃったんだ。可哀想に…」
◆アスペルガー症候群の症状の一つに
「不謹慎な笑い」があります。
★今までも…
私が1日に仕事を4つ掛け持ちしていて、3つ目と4つ目の仕事の間に一度帰宅し、慌てて夕食のハヤシライスを作ったときがありました。
ハヤシライスが出来上がり、大急ぎで4つ目の仕事に向かおうとしたら、激しい胃痛が起こりました(>_<) 「もう一つ仕事があるので、頑張らなきゃ! 前にお医者さまに出していただいたガスターを飲んで、何とかしのごう!」 ところが、ガスターがありません!! 「胃が痛いのに、ガスターがなくて、どうしよう(>_<)」 そう言った瞬間、主人は 「ハハハハハ」 と笑い始めました(∋_∈) 楽しい話じゃないのに… ★また、主人のアスペルガーと私のPTSDで大変お世話になっているお医者さまが、過労でご病気になり、開業していた病院をたたまれたことがありました。 私は先生のことが心配で、 「親身になって相談にのってくださる、本当にいい先生だから、ご自分がまいってしまったんでしょう。先生大丈夫かしら…」 と言うと、主人は 「ハハハハハ」 と声をあげて笑いました(∋_∈) 絶対に笑う話じゃないのに… この「不謹慎な笑い」と言うのは、マンガ「旦那さんはアスペルガー〜うちのパパってなんかヘン!?」にも出ています。 「アスペルガー症候群の症状のひとつだから、仕方ない」 と自分に言い聞かせても、ツラくなります。 アスペルガー症候群の妻に特有の「カサンドラ症候群」にならないために、どういう気持ちの持ち方をしてよいか、まったくわかりません(>_<) どうすればいいんだろう…
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