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墓誌

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4月28日は、母の命日です。

人生で一番悲しかった日から、早いもので2年経ちます。

50分前まで元気にご飯を食べていた母が、次に見たときには心肺停止とは、あまりに突然の別れでした(>_<) 寂しくて、ずっと納骨できなったのですが、やっと納骨してあげなきゃという気持ちになりました。 母も、祖母(母の母)・叔母(母の姉)が亡くなったとき、寂しくて納骨できず、うちに安置していました。 「そろそろ納骨してあげなきゃね」 と母が言っていた矢先に、本人が亡くなってしまいました。 さらに、クリスチャンでないために妙法寺というお寺のお墓に入っている祖父(母の父)のことも、母は 「家族だから分骨して、同じお墓に入れたい」 と言っていたので、祖父も一緒に埋葬することになります。 一度に4人の納骨です! 母はまた生前、 「いわゆる日本式の『○年○月○日没 享年○才』という墓誌はイヤ!欧米式に『○年〜○年(まで生きた)』という墓誌がいい!」 と言っていたので、その遺志を尊重することにしました。 でも… 私が考えるには、何かそれだけじゃ足りないんです。 それだけだと、将来自分の子孫がお墓参りをしたときに、先祖がどんな人だったか全くわかりません。 かと言って、功績を書くのも、何か違う気がする。 もっと故人の『人となり(生まれつきの人格)』を表す言葉を添えたい。 そう思いました。 初めは四字熟語にしようかと思ったのですが、それだと横綱昇進みたいになっちゃうので(^_^;)、四字熟語は止めました。 亡くなった4人、それぞれに合う言葉を考えていたら、夜中の3時になりました。 でも無事に考えついて、ホッとしました(*^o^*) 祖父は『温和』 祖母は『謙虚』 叔母は『堅忍』 母は 『純真』 翌朝息子に、 「みんなに合う言葉を考えついたよ!私が死んだときも、年月日だけではなくて、私に合った言葉を入れてね!」 と頼みました。 すると、すかさず 「便溜め30年の苦労人」 と答えたので、吹き出しました(゜∇゜) そりゃぁ30年前から便秘体質だし、いろいろ苦労もしてきたけど、そりゃないだろ〜。 でも、こうやって息子と笑い合っている姿を見て、母も安心してくれるかな…と思います。

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