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資生堂パーラーと浅草寺

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いつもは火曜日というと、地元の手話講習会で指導をした後、大学の講義の手話通訳があり、1日中仕事があります。

ところが、昨日はまだ手話講習会も大学の講義も始まってないので、珍しく仕事が入っていませんでした。

今週の日曜日に、結婚式に参列した後でさえも仕事がありました。

普段はなかなか空いている日がないので、昨日のような日は本当に貴重です。

それで、昨日は息子の大学の入学祝いをすることにして、銀座の資生堂パーラーへ行きました。

資生堂パーラーは、私のひいおじいさんが大好きだったレストランです。

ひいおじいさんは明治の初めに生まれた人ですが、クリスチャンだった母親に連れられて幼い頃から教会に行き、アメリカ人の牧師さんの勧めでアメリカの大学に行ったそうです。

そのひいおじいさんが、長女である、私の祖母の依於子(イオコ)を連れて、よく行ったのが銀座の資生堂パーラーでした。

幼い頃から、私は祖母の依於子や母の博子に連れられて、大好きなミートクロケットを食べに行きました(*^o^*)

でも結婚してからは経済的にも余裕がなくなって(>_<)、なかなか行かれなくなってしまいました(;_;) ようやく数年前から、また久しぶりに母と資生堂パーラーに行くようになりました。 母は亡くなる前も行きたがっていたので、母の日に連れて行ってあげようと思っていた矢先、母の日の半月前に突然神様のみもとに旅立ってしまいました。 最後に連れて行ってあげられなかったのが心残りで、それ以来パタッと行かなくなってしまいました。 でも、息子にとってのひいひいおじいさんが愛した味を、息子にも知ってもらいたいと思って、 「大学の入学祝いは、ここにしよう!」 と決めていました。 久しぶりに行ったら、母と来たときと同じ席に通されました。姿はもちろん見えませんが、祖母や母がそばに来てくれているような、そんな安心感に包まれました(*^o^*) その後、息子と浅草の浅草寺へ行きました。来月母の納骨のために来てくれる親戚を東京案内するために、下見に行きました。 息子と二人で銀座に行くのも、浅草寺に行くのも初めてのこと! 桜もキレイに咲いて、最高のお花見日和でした。 浅草寺でどうしてもおみくじを引きたくなって、何年ぶりかで引いたら「第八十五番 大吉!」 スゴく嬉しかったです(*^o^*) 息子は引かなかったので、一緒に私のおみくじを読みました。 私「名をもとめて、しだい―(長音)だいに、なだかくなり、心やすく思ふようになるべ―(長音)となり」 息子「おまえ、バカか!? 何が『しだい―(長音)だいに』、『なるべ―(長音)』だよ! 『名を求めて、次第次第に名高くなり、心安く思うようになるべしとなり』だろうが!」 私「あらら失礼しました(;∇;)/~~」 私は、縦書き行書(ぎょうしょ)のおみくじの『し』を長音にして読んでいたのでした(^_^;) その後、スカイツリーに行こうという話になり、浅草寺から歩いて隅田川を渡って、スカイツリーまで行きました。 本当に満開の桜が美しかったです(*^o^*) 大学入ったら忙しくなって、こうして一緒に歩くこともなくなるでしょう。 歩きながら心の中で、 「大変な家庭環境の中でも受験勉強を頑張り、まっすぐに育ってくれてありがとう」 と感謝しましたo(^-^)o

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