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フラッシュバック再び

4月17日(水)、夜9時過ぎに仕事から帰り、急いで夕食の支度を始めました。
私はドラマ「遺留捜査」が好きなので、見ながらお料理を作っていました。

すると、酒乱の父親が母親を殴っているシーンが映りました。
「ヤバいな…」
そう思いながら見ていたら、次のシーンでは、「苦労の多かった母親だけれど、映画の話をするときだけは笑顔だったので、母を喜ばせたくて映画女優になった」という話が出ました。

そのとたん、PTSDの症状であるフラッシュバックの発作が起こり、声をあげて号泣してしまいました。

私の母は、自分がお酒を飲んで暴力をふるう人と結婚したために娘の私に辛い思いをさせ、PTSDにしてしまったことに、ものすごく責任を感じていました。
「私は母の連れ子じゃないんだから、母がそんなに責任感じる必要はないのに」、といつも思っていました。
本当は母が一番辛いはずですから。

そんな母でしたが、私がチアガールになって神宮球場で踊ったりステージ活動をしたり、手話通訳士になってから本を出させていただいたり、アトレ吉祥寺で手話のイベントに出たりしたことを、とても喜んでいました。亡くなる7ヶ月前にアトレ吉祥寺で手話のイベントに出た時、母は大喜びで見に来ていました。
車椅子で最前線に座り、会場のお客様と一緒に手話で「上を向いて歩こう」を嬉しそうに歌っていました。

フラッシュバックの発作が起きると、自分では感情のコントロールができなくなってしまいます。

今回のフラッシュバックでは、父のことで、母と抱き合って泣いていた様子がハッキリと蘇ってしまいました。

フラッシュバックというのは、映画館の最前列に座って、スクリーンいっぱいに自分の辛い記憶が再現されるような状況になります。
それは視覚と聴覚だけではないんです。
触覚も嗅覚も、五感がすべて蘇ります。
今回も母と抱き合って泣いていたときの、母の身体の感じや温もり、母の髪の手触りや香りまでが蘇って、50分間涙が止まらず泣き続けました。

本当にフラッシュバックは苦しいです。
でもこれは一生治ることはないので、覚悟を決めてPTSDと付き合っていかなければならないと思っています。

頑張ろう!

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