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人生の節目節目の手話通訳

私は現在、手話通訳士・手話講師・日本語教師として、通訳活動・久我山で手話教室・吉祥寺で「聴覚障害者のための手話で行う日本語講座」を行うかたわら、企業からご依頼を受けて聴覚障害者社員のための研修を担当しています。

この1ヶ月は休みなく動き回っていました。そのため自宅のパソコンの前に座る時間がなく、メールをくださった方がたにはご迷惑をおかけして申し訳なく思っていますm(_ _)m
(自宅が事務所を兼ねています)

様々な仕事の中で、今週は人生の節目節目の手話通訳が続きました。

2日は大学の入学式の手話通訳でした。期待に目をキラキラさせている新入生の手話通訳をしながら、はるか昔(苦笑)私の立教大学の入学式を思い出しました。あの日、応援団に勧誘されなかったら、六大学野球のチアガールになることはなかったでしょう。

3日はお通夜の手話通訳、4日は告別式や斎場の収骨などの手話通訳をさせていただきました。

ご家族を亡くされた方がきちんとお別れができるように、お別れに際して漏れなく情報を保障することができるように、心を配りました。

人生の大切な場面に立ち合わせていただく立場のものとして、「手話通訳というのは手話さえできればいいのでは決してない!」ということを痛感しました。

手話通訳士は翻訳機ではないです。
周りの方々の心情に寄り添う心が必要だと痛感しました。

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