キリスト教の結婚式の手話通訳
挙式と披露宴の手話通訳を、リハーサルなども合わせ5時間おこない、そのあと直行して手話通訳者の定例会議と定例研修が3時間ありました。
キリスト教の挙式でしたので、クリスチャンの手話通訳士として、これは絶対に引き受けなければと思いました
「お祈り」「聖書朗読」「讃美歌」「牧師さんのお説教」
どれをとっても、クリスチャンでない方に手話通訳は難しいと思います。
「アーメン」を指文字で表している手話通訳者さんもいると聞きました。
でも「アーメン」は「そうです。その通りです」という意味ですので、指文字ではないのです。
お祈りの後の「アーメン」は、「同じ」という手話で表しますし。
讃美歌の後の「アーメン」は、片手の指先を揃えて伸ばして、手で8の字を描くように動かします。
10:30〜15:30までの、とても長いお仕事でした。
でも新郎新婦と、特にろうの新婦のご両親と結婚式場のスタッフの方たちと、それから招待客の中のろう学校の同級生の方々から「手話通訳ありがとう」ってお礼を言っていただき、とても嬉しかったです
手話通訳士になって良かったと心から思いました
日頃、講演会や会議の手話通訳をしても、こんなに多くの方々に喜んでいただけることはありません。
クリスチャンの数は日本の人口の1%未満と聞いたことがあります。
そして手話通訳士は、毎年合格率が10%前後です。
【クリスチャンの手話通訳士】は、ほとんどいません。
最近では「舞台手話通訳」というジャンルで、頑張っている手話通訳者さんもいらっしゃいます。手話通訳の仕事が細分化されて専門的になるのは、とてもいいことだと思います。
私は来年から【キリスト教の結婚式専門の手話通訳】になろうと思います。
牧師さんの言葉や聖書朗読を正しく手話でお伝えして、人生の記念となる幸せのお手伝いがしたいと思います
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