テキストの印刷所が決まりました!
2009年4月に品川のUDジャバンで始めた「手話で行う日本語の文章力向上講座」は、UDジャパンのご都合で継続できなくなり、今年1月からは「手話で行う日本語講座」として、私が個人で「テンダー日本語教室」を開き、引き継ぐことになりました!
独立するって、素敵な響きですが、実際始めるとなると、いろいろ一人で準備しなければならないことがい〜っぱい(°□°;)
まず困るのは、テキストのこと。以前はUDジャパンの中に印刷機があったので、私が原稿を書いてお渡しすれば、自然にテキストになってわたされました。
でも、独立したら、全部自分で用意しなければなりません(┳◇┳)
この前、第1回の日本語講座のみ特別価格でカラー印刷していただけました。
でも次回からは、カラーでお願いすると1冊1000円以上とのお話でした!
お一人3000円の参加費からテキスト代に1000円以上、さらに経費を考えると、講座を続けて行かれないのでは、と危機を感じるようになりました。
聞こえない方々が日本語の文章に自信を持てるようになるために、「手話で行う日本語講座」は一生続けていきたいと思っています。
かと言って、参加費を値上げしたくないし、「うーん、どうしたもんかなあ…」と頭を痛めておりました。
そんなとき、私が教会で手話を教えている生徒さんとお話をする機会がありました。
その方は、著名な言語聴覚士さんのお友達で、昨年その方と2人で「聞こえと言葉の相談室」を開設なさいました。
その相談室が印刷を頼んでいるところを紹介してくださいました。
失語症の方が働く、NPOの印刷工房です。
偶然にも、私の家から歩いて15分ほどのところです。
団体の代表の方と打ち合わせをした結果、真ん中を止める方法ではなく、「くるみ」という方法で、さらにコストを抑えるためにモノクロにしました。
聴覚障がい者の方のための講座のテキストを、失語症の方々の作業所に発注するというのも、意味あることのように思いました。
カラーからモノクロになることについては、前から通ってくださっている方々は、きっと物足りなく感じられると思います。
ごめんなさい。
でも、講座の参加費を値上げしたくないので、ご理解いただかなければ嬉しいです(*^o^*)
昨年秋、文章力講座を突然テンダー日本語教室が引き継ぐことになって、まだまだ基盤が整わないまま開校となりました。
背伸びしないで、今できることを頑張りたいと思っています。
いつか経営が安定したらカラーで印刷できるように頑張りますね(*^o^*)
温かく見守っていただけると嬉しいです。
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