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ことば

私の大切な友人のお母さまが亡くなりました。

友人の辛い気持ちを思い、何もしてあげられない無力な私はひとつの言葉を送りました。

「いつかお母さまと再会する日まで、お母さまのことは神様が預かっていてくださいます。」

「いつか再会するまで神様が預かってくださる…」
これは私が大好きな女性の牧師さんから送られた言葉です。
クリスチャンになるとき、お酒を飲んで暴れた父を許せないことで悩んでいた私を支えてくださり、家族がガンになったときも支えてくださった牧師さんです。
大好きな祖母のイオコが亡くなって立ち直れなくなった私に、その牧師さんがこの言葉を送ってくださったのです。

私が育った家庭は荒れ果てていて、父がお酒を飲んで母に暴力をふるうので、しょっちゅう警察を呼んでいました。
母ばかりではなく私が殴られることもあり、当時を知る人は「たこちゃんがグレても仕方ない」と思ったと思います。

私がグレなかったのは祖母のイオコのおかげだったので、私は祖母の死を1ヶ月間受け入れられませんででした。

そのときに、牧師さんの言葉で心がラクになりました。

ひとつの言葉が、辛い心を救ってくれることもあれば、ひとつの言葉によって傷つき、自ら死を選ぶ人もいます。

他人を批判するのが大好きで、相手を言い負かして勝ち誇ったような顔をしている人がいます。
残念ながら私の周りにも(正直に言っちゃうと通訳の先輩にも!)います(^_^;)

その姿を反面教師とし、自分は言葉のひとつひとつを大切にしたいなぁと思います。

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