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手話通訳を見る立場

先日、「成人になってから第二言語を習得するのは大変」とブログに書きました。
すると、聴覚障害者の方から、「第二言語習得が大変なのは理解するが、通じない手話通訳を見るのは苦しい」とメールをいただきました。

手話通訳を見る立場からすれば、それは確かにそうですよね…

想像してみました。
もし私が英語も通じない海外へ行って、通訳者が頼りのときに、通訳者の話す日本語が下手だったら、ストレスたまるだろうなぁ…

病院や面接、大学の講義その他の場面で、正しい通訳ができなければ、聴覚障害者の方々に多大なるご迷惑をおかけすることになってしまいます(>_<) 手話通訳をする以上、それがどういう立場にしろ、確かな技術を持ってキチンとした手話通訳をしなければ…と改めて気持ちが引き締まる思いがしました。 私もまだまだ未熟なので、「聴覚障害者の方々が『理解しようと努力しなくても』わかっていただける通訳」を目指したいと思います。 ただ… 「手話通訳」ではなく、「手話学習中」の方々に対しては、温かく優しい目で見守っていただけたら…と思います。 「聞こえない方々の役に立ちたい!」と手話を始めて一生懸命勉強していたのに、手話講師や手話サークルの先輩の心ない言葉に傷つき、手話を断念した方々をたくさん見てきましたので。

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