試着室で
私は毎日、だいたい朝から夜9時半頃まで仕事をしています。
手話教室の指導を中心に、手話通訳や日本語指導など、1日にいくつか掛け持ちしています。
いつもあわただしいのですが、特に3月はテレビ朝日の「モーニングバード」や、大学の卒業式と謝恩会、保育園の卒園式と謝恩会などの通訳もあり、バタバタ過ごしていました。
大学の卒業式では、入学式も手話通訳を担当した学生が、無事に大学を卒業する姿にウルウルしました(;_;)
保育園の卒園式では、自分の愚息の幼稚園の卒園式がダブり、また聞こえないご両親が、聞こえる子どもたちの通う保育園に子どもを通わせながら一生懸命子育てされてきたご苦労を思って、ウルウルすました(;_;)
よそのご家庭の節目の行事の通訳でウルウルしているうちに、気がついたら自分の息子の大学の入学式が直前に迫っていました!
「ヤバい!スーツ作ってない(°□°;)」
なかなか息子と時間を合わせることができなかったのですが、昨日はたまたま手話教室のレッスンが1コマキャンセルになったので、息子と吉祥寺で待ち合わせをして、スーツを買いました。
息子と私が買い物をすると、即断即決で、とても早いです(^O^)
気に入ったものをすぐに見つけ、試着室からスーツを着て出てきた息子を見て、思わず涙が出てきました(;_;)
「大きくなったなぁ」
「もう、大人なんだなぁ」
いっぱい笑って、一緒に悩んで、泣き虫の私が泣いている姿をいつも見守ってくれた息子が、こんなに大きくなったのか!!
(なんか、普通と逆ですね!普通は「見守るのは母親」、「見守られるのは子ども」なのですが(^_^;))
人生って、辛いことばかりじゃないですね!
辛さの渦中(かちゅう)にいるときは、周りが見えないけれど、落ち着いて考えてみれば、ちゃんと幸せなことも用意されているんですね!
そんなことを感じた、試着室でしたo(^-^)o
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