フラッシュバックのダブルヘッダー
今日の午前中はパソコンスクールに行きました。私はワードで文書の入力くらいしかできなかったので、教室のチラシを自分で作れるようになるために通っています。
教室が終わって、市役所へ手話講習会の仕事に行こうとバス停へ急ぎました。
するとバスに乗り込む人たちの列の、私より5人ほど前に、父にそっくりな人がいました(°□°;)
「うわっ!どうしよう!」
そう思ったとたん、心臓がバクバクして息が苦しくなりました。
よく見たら父ではなかったのに、それなのに、私の脳裏には、キレて手がつけられなくなり、仁王立ちになって怒鳴っている父の姿がフラッシュバックしました。
本人じゃないのに、似ている人を見ただけなのに、またバスの中でフラッシュバックが始まってしまいました。そして涙が止まらなくなり、気がつくと
「夫婦の問題は娘には責任がないんだから、私を責めないで!」
と、ずっと心の中で叫んでいました。
いつも父に言いたかった言葉です。
以前主治医に
「父が亡くなったら、PTSDは治りますか?」
と伺ったことがあります。
すると先生は
「隆子さんと同じようにお父さんが原因でPTSDになった人がいるんだけど、お父さんが亡くなったあとでも、町でお父さんに似ている人を見ると、フラッシュバックを起こしてた」
とおっしゃいました。
そのときは
「まさか!」
と思っていましたが、本当に似ている人を見るだけでも、フラッシュバックを起こしてしまうのです。
その後、少し気持ちを落ち着かせてから講習会の教室へ行きました。
手話指導は楽しいし、いい生徒さんばかりで、すっかり気持ちが切り替わりました(*^o^*)
さらに、手話講習会が終わって、大学の手話通訳をするためにバス停で待っていると、知り合いの年配のろう者がいらっしゃいました。
その穏やかなろうの方と同じバスに乗って、戦時中のことなどを手話で伺っているうちに完全に気持ちは落ち着きました(*^o^*)
私は手話の生徒さんやろう者の方々に助けられているんだなぁと思いながらバスを降りました。
無事に大学の手話通訳を終えて、夕食の材料を買ってから、夜帰宅しました。
家の近くまで来ると、うちの前に人影が…
「一体誰だろう?」
そう思って歩いていくと、なんとその人影は、父にそっくりでした!
「どうしよう!うちに来たんだ!」
そう思うと、怖くて立ちすくんでしまいました。
すると、その人影がスーッと動き、なんと隣りのお宅に入っていきました。
それはお隣りのご主人だったのです!
私ったら、どうかしてる…
子どもの頃、「怖い、怖い」と思って天井を見ると、天井の板の木目がお化けに見えたのと同じですね(^_^;)
うちに入って顛末(てんまつ:事の一部始終)を息子に話すと、再びフラッシュバックが始まってしまいました。
まだこのうちで、父と母の3人で住んでいたとき、ここで起こった様々な怖かったことを思い出してフラッシュバックを起こしてしまいました(∋_∈)
すぐに夕食の準備に取りかかりたいのに、涙がとめどなく溢れてきます(;_;)
もう、本当に私は弱虫でイヤだなぁ(≧ヘ≦)
この前誕生日がきて、もうすっかりいい歳なのに(-.-;)
いちいちフラッシュバックを起こすなんて、もうウンザリです(∋_∈)
はあ〜。
でも、ありのままの自分を受け入れなければ。
頑張うっと。
弱虫なお母さんで、ゴメンm(_ _)m
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