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24時間テレビを見て

昨日で24時間テレビが終わりました。
ご覧になった方々も多いのではないでしょうか?

私は、子供の時から毎年必ず見ています。人の善意がいっぱい感じられて、嬉しくなります(*^o^*)

1日目の土曜日は仕事で帰宅が遅く、あまり見られませんでした。

2日目の昨日もテンダー手話教室での手話指導が2コマあったのですが、仕事に行く前と仕事から帰ってからと2回号泣してしまいました。

朝はガンで亡くなった芸人さんのお話で、秋川雅史さんが「千の風になって」を熱唱されたときです。

亡くなった母が、秋川雅史さんと、この歌の大ファンだったんです。2009年に手話で行う日本語講座を始めて以来、私はいつも家では日本語の文法の専門書を読みあさり、パソコンで講座の原稿を作っていたのですが、母はよく仕事をしている私のそばで、秋川雅史さんが「千の風になって」を歌っている番組を録画したものを、何度も何度も見てウットリしていました(*^o^*)

そんな母の姿を思い出し、母の写真を胸に抱いて号泣してしまいました(;_;)

仕事から帰宅すると、今度は嵐の松本潤さんが被災地の宮城県の高校の吹奏楽部の生徒たちと一緒に指揮をする姿が放送され、そこでも号泣してしまいました(;_;)

高校生たちに演奏に寄せる思いを尋ねていたとき、その中に亡くなったお母さんの腕時計を身につけて本番に臨む女子高生がいました。
私も実は亡くなった母の腕時計を常にバッグに入れているんです。さらにその場面のバックに流れていたのは、映画「おくりびと」の中で流れていた曲でした。
母は映画「おくりびと」が大好きで、車椅子の母を連れて、なんと12回も新宿ピカデリーに見に行きました。

そのころのことを思い出したのと、さらに松潤が指揮をした曲の中に「上を向いて歩こう」があったんです!

この曲は昨年9月にアトレ吉祥寺で初めて手話のイベントを行ったときに、イベントの最後に参加者の皆さんと一緒に手話で歌った思い出の曲です。

母は、母の実家のある吉祥寺で娘が手話のイベントをしたのが嬉しくてたまらず、一番前に陣取ってはしゃいでいました。

そのときの母の姿が蘇ってきます。
私が母にできた最後の親孝行だったのかなあと思います。

母の思い出満載で、涙涙…の24時間テレビでした。

父のことが原因で、うつ病になった母とPTSDになった娘が、お互いに助け合いながら生きてきた軌跡が蘇りました。

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