page top

息子

いろいろな方にお会いすると、皆さん
「どう? 少しは落ち着いた?」
とおっしゃいます。

ご心配いただき、ありがたいなぁと思います。

正直言って、どうしようもない寂寞感(せきばくかん)は拭えません 。

買い物に行くと、つい母が好きだった丹波の黒豆や、小豆アイスや「アイスの実」に目がいってしまいます。

そんな日々ですが、口の悪い息子とのバトルのおかげで(?)元気になっている気がします。

ここ数年は息子に「クソババア」とばかり言われています( ̄○ ̄;)
でも「クソババア」と言われるからこそ、「なんだと!」と言い返して元気が出るんでしょうね。

もしも、ものすごくおとなしくてお利口さんだったり、親と口をきかない子どもだったら、ここまで元気になれなかった気がします。

息子の将来の夢は手話通訳士なので、私は仕事から帰ると、時々息子に手話を教えています。

私が指文字で表し、息子がそれを読み取って手話単語を表す、という方法です。

先日の夜、手話を教えているとき、息子が私の足首にあるアザを見つけて
「おまえ、なんでこんなところにアザ作ってんだ。」
と言うので、
「このアザは私の蒙古斑(もうこはん)と同じで、私が赤ちゃんのときからあるんだ。」
と言いました。

実は、私、この年になっても、まだ蒙古斑が残っているんです(^_^;)

すると息子は、
「おまえ、なんでいつまでも蒙古斑が残ってんだよ! そんなに蒙古斑が大切なのか?」
と言いました。

「?」
私は一瞬固まったのち、大爆笑しました(-^〇^-)

まさか「蒙古斑が大切なのか?」と言われるなんて、思ってもみませんでした。

息子は前から、私には想像つかない発言が多い子でした。

母の生前も、私が息子にとんでもなく失礼なことを言われて母に言いつけると、母は息子をたしなめるのではなく、涙を流しながら爆笑していました(-^〇^-)

今回の蒙古斑の話も、母は天国で爆笑しているでしょうか。

SNSでシェア

Posted in 日記 | No Comments »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA