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「消費者団体訴訟制度」の手話通訳

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一昨日は(というか、一昨日も)慌ただしい1日でした。

母の病院に付き添ったあと、母と別れて四ッ谷へ行きました。
四ッ谷で「新しい消費者団体訴訟制度と消費者機構日本の活動紹介」という学習会の手話通訳を担当するためです。

今年から景品表示法と特定商取引法に、消費者団体訴訟制度が導入されることになり、それについてのお話です。

確かに昨年は食品の偽装事件が問題になり、今日も円天の巨額詐欺事件がニュースで報じられているので、大切な問題だと思います。

でも。
今までに私が受けた通訳の中でも、5本の指に入る難しい内容でした(@_@)
しかし、どんなに難しくても絶対にキチンと伝えなければ!
前日まで忙しくて十分に準備する時間がなかったので、早めに四ッ谷に行き、駅の2階のBECK’Sに籠もること1時間半。事前に頂いた資料を読んで、手話表現の確認をして通訳の準備をしました。
ガーッと集中したかった私はお店の中にガラス張りの部屋を見つけ、「ヤッター!あそこなら集中できるぞ!」と入ったら喫煙室でした(-_-#)
私はタバコを吸わないのですが「集中して仕事の準備をするにはピッタリだから、ガマンしちゃえ!」そう思って1時間半準備をしました。
事前に準備しないまま通訳に行くと、不安な気持ちを抱えたまま通訳することになるので。

資料を読み、準備を済ませて会場に入り、通訳が始まりました。

いざ始まると、講師の方の口からは聞き慣れない言葉が続々と出てきました。
「ケイヒョウホウ」「トクショウホウ」「コウトリ」…
資料は全部読んだはずなのに、なんじゃコリャ?!

青ざめた私の顔を見て、一緒に通訳を担当している手話通訳士の先輩が、すかさず資料を指差して下さいました。
「ケイヒョウホウ」は「景品表示法」、「トクショウホウ」は「特定商取引法」、「コウトリ」は「公正取引委員会」だったのですね!

講師の方は、参加者がみんな専門知識を持っているという前提でお話をされていたんです。

いや?、焦っちゃいました(^_^;)

最近では、私のような若輩者でも講演の依頼を頂くようになりました(2月には2件、予定が入っています)

そういう時には、初めての方にもわかりやすい言葉を使わなければ!と勉強になりました(*^o^*)

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Posted in 日記 | 6 Comments »

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