人権に関する講演で、福島県鏡石町へ
先週、福島県鏡石町に伺いました。
昨年2024年11月にも福島県鏡石町に伺って、
その時は中学校で講演をさせていただきました。
今回は小学校を2ヶ所周り、「手話と思いやり」というテーマで
お話させていただきました。
*聴覚障がい者さんには「ろう者」「難聴者」「中途失聴者」さんがいらして、
それぞれ大変さも、使用する手話も違うこと。
*筆談した時に正しくない日本語を書いてしまうことがあるけれど、
それは能力が低いのではなくて、日本語と手話,特に日本手話は
日本語とは文の構造も語彙も文法も違うためだということ。
*そして、手話と関係のない方々への講演では、
最後に必ず私が飼っている片耳ネコのピュアのお話をします。
私「もしこの子が私の家に引き取られずペットショップで売られていたら、
高い値段がつくでしょうか?」
子供たち 首を振って「つきません」
私「そうですね。でもそんなこと私と息子には何にも関係ないのです。
障がいがあるとかないとか、そんなことは人や動物の価値とは関係がないのです」
*講演が終わって、先生が子供たちに「感想を言える人?」と尋ねると、
手があがりました。
「聴覚障がい者の人にとって、手話は大切なのだとわかりました」
「初めてこういうお話を聞いて、手話に興味を持ちました」
「障がいがあるということは、人の価値とは関係ないとわかりました」
うわー、嬉しいなぁ。
私が伝えたかったこと、ちゃんと受け取ってくれていました。
お昼は初めての「かっぱ麺」。をいただきました。
きゅうりの搾り汁の入った麺の上に、たくさんの野菜と【かっぱの卵】の載った
かっぱ麺。
ものすごく気に入ってしまいました。
鏡石町役場の担当者さんも、人権委員の方々も
「かっぱ麺をこんなに喜んだ人はいません」と驚いていらっしゃいました。
鏡石の有名な田んぼアートも拝見しました。
「これってカラースプレーをかけてるんじゃないんですか?」
などと見当違いな質問をしてしまい、失礼しました。
純粋で子供らしい子供たちの心に、種を蒔くことができたら嬉しいなぁ。
そう思って帰りました。
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