父の死
午後は県警本部の手話指導があり、
そのあとは2コマ続いて手話のオンラインレッスンをしていました。
その最中、絶縁状態の父が危ないと連絡がきました。
DVで母と私を苦しめた父。
どうしよう。
私が息子を妊娠中、「おまえのお腹の子なんて死んだって構わない」と
言われて暴力を振るわれた時のことが思い出されました。
どうしよう。
知らせてくれたのは父方の従姉妹でした。
私と母が、父のDVで苦しんでいたことや、
父のことで私がPTSDになったことも理解してくれているので、
「無理のないように」とメールに書いてありました。
本当に迷ったのですが、病院に電話したら危篤とのこと。
私は「人としてどうすべきなのだろう」
「クリスチャンとして、どうすべきなのだろう」と、
ものすごく悩みましたが、病院に行くことにしました。
オンラインレッスンを途中で終えさせていただき、
夜の手話の授業をお休みさせていただいて、
タクシーを呼んで病院に行きました。
病室に着くと、亡くなっていました。
私が父の病室に着く、ほんの数分前だったようです。
亡くなってからの再会で良かったです。
もし、生きている父に会ったら、私、
PTSDのフラッシュバックを起こしてしまうので、神様に感謝です。
「あなたが母と私に酷いことをしなかったら、
私はあなたを大事にしたのよ」って亡骸に言いました。
涙は出ませんでした。
葬儀は、私のことを気遣ってくれる従姉妹に
喪主になってもらうようにお願いしました。
葬儀屋さんに遺体をお渡しして、帰路につきました。
人生で味わったことのない不思議な感情です。
明日ちゃんとお仕事できるでしょうか。
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