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母に伝えたいこと

私は立教大学時代、体育会応援団チアリーディング部(旧バトン部)に所属していました。
今年11月23日(土・祝日)に、【吹奏70周年◦チア周年ホームカミングパーティー】をおこなうので、先週、その実行委員会がありました。

新宿で会議があったのですが、いつもギリギリの私が早く着いたので、紀伊国屋書店に行きました。
手話の本の売り場がわからなかったので、店員さんに「手話の本はどこですか?」と聞いて、案内していただきました。

すると、なんと私の本「はじめてでも そのまま使える 手話会話フレーズ 228」が平積みになっていました!!

昨年2023年の10月13日に出版したので、まる1年になります!!
今でも平積みにしていただけるなんて、ありがたいなぁって思います。

思わず、店員さんに「私の本を平積みにしていただいて、ありがとうございます」って言っちゃいました。

自分の本を大きな本屋さんで、こんなふうに売っていただけるなんて、本当に嬉しいことです。

母に見せたかったなぁ…ってつくづく思います。
母は2012年の春に、突然神様のみもとに旅立ってしまったのですが、
その3日前に、私は精神科のお医者さまからPTSDの診断書を書いていただいたんです。
「鈴木隆子が実父と接触することは、フラッシュバック他、病状の悪化をきたすため危険と判断する」

これをいただいて帰ってきたら、母はものすごく泣きました。
「たこちゃんに辛い思いをさせて、ごめんね」って言って。
それで二人でハグして泣きました。

それから3日後、突然神様のみもとに召されてしまって。

母は私に謝ってばかりで、そのまま亡くなってしまったので、
今の私の姿を見せたいなって思います。

無名の私が大きなお仕事の依頼をいただいて、
いろいろと働かせていただいていることに感謝し、
天国にいる母を安心させたいです。

テンダー手話&日本語教室や早稲田大学エクステンションセンターの
素敵な生徒さんはじめ、多くの方々の優しさに守られて、
あなたの娘は、かつて想像できなかった穏やかな日々を生きています。
もう、家は修羅場ではありません。
だから安心してね。
もう私に謝らなくていいのよと、伝えたいです。

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