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手話通訳士二次試験とIWGP世界ヘビー級タイトルマッチ

一昨日2024年9月29日(日)は、2つの大きなイベントがありました。

◆1つ目は、手話通訳士二次試験です。
私のテンダー手話教室からは、13名の生徒さんが受験されました。

一次試験を通った方が進む二次試験は、
*聞き取り通訳(音声を聞いて、手話に同時通訳する)が、2問。
*読み取り通訳(手話を見て、音声の日本語に同時通訳する)が、2問。

受験された方々からメールをいただき、試験のことが少しわかりました。

★聞き取りは
「介護用品 手すりについて」
「サウナ、炭酸温泉について」

★読み取りは
「帰納法について」    
「場面緘黙症の娘について」
以上だったそうです。

「帰納法」という手話は確定していないと思いますので、
受験生の方々は読み取るのが大変だったでしょう。

昨年2023年度 第34回手話通訳士試験の読み取り通訳の試験の際。
ハッキリ申し上げると、モデルの方の手話表現が
日本語の文章と合ってないところがありました。

【手話の二重分節性】の問題で、モデルさんが表現されていたのは、
「ぶんせつ」は「ぶんせつ」でも、「二重分節性」ではなくて、
国文法の専門家である橋本新吉 東大教授が提唱された
「文節」の方の表現でした。

モデルさんの表現がアップされてから、ずーっとモヤモヤしていました。
おそらくモデルさんが「二重分節」と「文節」の違いを
ご存知なかったのでしょう。

今年はどうだったのでしょう?
手話通訳になって20年になる私でも、「帰納法」の言葉を
読み取り通訳したことはありませんから、受験された方々は
本当に大変だったと思います。
モデルさんはどうやって表したのでしょうか⁈

◆さて、もう一つの大きなイベントは、新日本プロレスです。
IWGP世界ヘビー級タイトルマッチが行われて、
応援している内藤哲也選手が防衛しました!
良かった!おめでとうございます!

手話通訳士二次試験を受けたみなさんも、
IWGP世界ヘビー級タイトルマッチで戦った
内藤哲也選手、そして挑戦者のグレート・オー・カーン選手も。

皆さんお疲れ様でした。
写真の手話は、「お疲れ様」という手話です。

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