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國學院久我山中学校での手話の授業

2023年6月17日(土)8:45〜。
今年も國學院久我山中学校からご依頼をいただき、中学1年生女子の2クラスに、それぞれ2コマ、合計4コマ。
「手話と思いやり」というテーマで授業をさせていただきました。

*聴覚障がい者には「ろう者」「中途失聴者」「難聴者」の方々がいらして、それぞれ大変さが違うこと。

*母語の違いによって「日本語対応手話」を使う人と「日本手話」を使う人がいるということ。

*「日本語」と「日本語対応手話」と「日本手話」の構造を比較して説明し、特に「日本語」と「日本手話」では文法や構造がかなり違うために、筆談した時に文章が変でも驚かないでくださいね、ということ。

このような内容をクイズを混じえてお話し、最後はうちの片耳猫のピュアのお話をしました。

「この片耳の猫のピュアがペットショップで売られたら、高い値段が付くと思いますか?」と私が問いかけると、
「思いません」と生徒さんたち。

「そうですね。
 でもね、そんなこと、私のウチでは全く関係ないんです。
だって、障がいがあるとかないとか、そんなこと、人や動物の価値とは何も関係ないのですから」

そう言って、パワーポイントでピュア🐱の姿を見ていただくと、学生の皆さんの心、いえ、先生方の心にも深く刻まれたようです。

6年前に所沢で保護された、片耳の赤ちゃん猫だったピュア。
保護してくださったテンダー手話教室の生徒さんから
「スーパーに貼り紙をして『里親募集』と書いたのですが、片耳のためか、1週間経っても2週間経っても誰も引き取り手がありません」
と相談されました。

ウチで引き取りたいけれど、前からいる猫との相性が心配で躊躇(ちゅうちょ)していたのですが、
「そういう猫を引き取るのが、ウチだろうが!」
という息子の言葉で即決定し、大切な家族となりました。
先日6月14日に、ピュア🐱は6歳になりました。

講演や授業などのお仕事の依頼が多い私が、
「本当に大切なものは何か」
それを、タテマエではなく本音で多くの方に理解していただくために、ピュアはウチの子になってくれたのではないかと思っています🐱

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