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岩手での葬儀

親戚が亡くなり、岩手県二戸市へ葬儀に行って来ました。
昨日東京に戻ってきました。

94歳の大往生だったのですが、やはり生活を共にしていた家族にとっては悲しい別れとなりました。その涙を見て、私も目頭が熱くなりました。

岩手の奥の方なので、様々な風習の違いに驚くことが沢山ありました。

?東京だと告別式のあとに斎場へ行きますが、こちらではお通夜の前に荼毘に付してしまいます。

?出棺の前に親族は各自お椀をひっくり返してお米を3回入れてからお椀をあけます(お椀を空けるときも、右効きの人は右側に、左効きの人は左側に手首を返します)

?さらに故人に対して自分が払いたい金額を紙に書いて、お米を入れた袋に入れます。
「故人に対して払いたい金額!?しかも自分が払える範囲で!」
いったい何のことかと思ったら、「故人があの世でお金に困らないように」という意味があると、あとから聞きました。

?収骨の時には、一人がお骨を3個ずつ拾って、台所で使うような金属製のザルにお骨を入れます。

?骨壷は陶器ではなくて布製の骨袋でした。

?通常のお通夜にあたるものは「念仏」と言います。
お寺の広間にご詠歌(お経のことだと思います)を詠んでくださる年配の女性たちが座り、その方々を囲んで、私たち親族が円く座ります。そして座った私たちは巨大な数珠を持ち、早いスピードでその数珠を、みんなで時計周りに回します。数珠のところどころには大きな球がついていて、回しているうちに自分のところに来たときはそれを両手で捧げ持ってお辞儀をします。
数珠を回すのに一生懸命で、その間は悲しむヒマがありません。
これは何のためなのでしょう?

?2日目の葬儀では、親族はみな白い布を首の後ろにかけます。
そして葬儀のあとにすぐに納骨するのですが、その前に親族が様々なお供えを持って行列します。お米とか、お花とか、誰が何を担当するかが葬儀屋さんから発表されます。その中で「だんご山」というものがあり、「だんご山って何だろう?」と思ったら、続いて自分の名前が呼ばれました。
タレのついていない何本ものお団子がささったお供え物のことでした。

?また納骨の際には親族の男性が2人背中合わせに立ち、それぞれが片手を頭の上に伸ばして一つの大福(のようなお菓子)を一緒に持ち、それを頭の上で割ってポンと投げるのです。

本当に不思議な慣習が色々あってびっくりでしたが、地域による慣習の違いはあっても、故人を温かく送りたいという気持ちは皆同じなのですね。

色々勉強になりました。

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