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ドキドキしない方法

10月は、手話の世界では、試験シーズンです。

手話通訳技能認定試験(手話通訳士試験)や、NPO手話技能検定協会の手話技能検定試験など。うちのお教室でも、受験なさる方が何人もいらっしゃいます。

今日のレッスンのときに、生徒さんからご質問がありました。
「先生は、どうやってドキドキを鎮めてきたんですか?」

改めて考えてみると、私の場合、お祈りなんです。

私は、幕末生まれのひいひいおばあさんから数えて、5代目のクリスチャンです。でも、真面目じゃないクリスチャンです。聖書に関する知識もないし、教会の決まりに反することもあります。

ただ、ひとつ。
「神様はどんなときでも、絶対に私たちをお見捨てになることはない」
「必ず神様が守ってくださる」
ということだけは信じています。

そういうと、
「世の中の災害や、悲惨な事件・事故は、どうなんだ」
とおっしゃる方がいらっしゃると思います。

それについては、ゴメンナサイ。わかりません。

亡くなった母は、
「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。
神があなたがたのことを心配してくださるからです」
という聖句が大好きでした。今も母の部屋にかけてあります。

この言葉に支えられて、母は酒乱の父との結婚生活を、乗り越えてこられたのだと思います。

私は2007年に手話通訳士になって、今年で9年目です。でも、昔も今も、自分に自信などありません。

よくアスリートの方が、
「自分を信じて頑張りました」
とおっしゃいます。

私は、そこまで自分に自信は持てません。

でも、
「神様はどんなときでも、絶対に私たちをお見捨てになることはない」
「必ず神様が守ってくださる」

幼いとき、両親のゴタゴタで家が荒れていたときに、不憫に思った祖母が言ってくれた、これらの言葉を信じてお祈りする。
これが私の、ドキドキしない秘訣だと思います。

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