涙・ナミダ

手話通訳.com / ブログ: 涙・ナミダ - 手話通訳.com 鈴木隆子のブログ

2012年12月29日 23:39

先日、吉祥寺のデパートの地下を歩いていたとき、店員さんに勧められて和菓子の試食をしました。

とっても美味しかったので、すぐにある方のお顔が浮かび、お送りすることにしました。
私には何人か敬愛する牧師さんがいらっしゃいます。その中のお一人の女性の牧師さんです。もう16年のお付き合いになります。

父のDV、母の鬱病、従姉妹の躁鬱病など、いろいろな家庭の問題をお話し、事あるごとに祈っていただいてきました。

今年５月の母の葬儀のときにも司会をお願いしました。

その牧師さんにどうしても食べていただきたいと思い、お手紙を添えてお送りしました。すると、ものすごく温かいメールをいただきました。

そしてそのメールの最後には、
「お母さまにあなたのテレビ出演をお見せしたかった…と思います」
と書いてありました。
それを読んで、今まで抑えていた思いが溢れ出し、号泣してしまいました(;_;)(;_;)

私は今回の選挙で政党党首の方の政見放送の手話通訳をさせていただきました。

私のようにフリーで活動している手話通訳士のところに依頼がくるのは、本当に異例のことで、自分でもビックリです。

「政見放送見たよ」と70名ほどの方から、メールやお電話をいただきました(*^o^*)
その中には、抗ガン剤の治療を断念して自宅療養をしている方や、膠原病で入院中の方々もいらっしゃいました。
そういう方々が喜んでくださるのは、本当に嬉しいことです(*^o^*)

でもやっぱり…
母に見せたかったです(T_T)(T_T)
母は、「自分の結婚のせいでタコ（私のことです）をＰＴＳＤにしてしまった」と責任を感じ、亡くなる４日前も、泣いて私に謝っていました。

私は「ＰＴＳＤになったのは博子ちゃん（母のことです）のせいじゃないよ！私は博子ちゃんの連れ子じゃないんだから、博子ちゃんが一人で責任を感じることはないんだよ！」と言ったのですが、責任感の強い母は、ずっと自分を責めていました。

だから、母に私が政見放送の手話通訳をしている姿を見せたかったです(T_T)(T_T)

見せられなかったことが悲しくて、午前中ずっと泣いていました。
目が腫れて、顔がブクブクになるまで泣きました(;_;)(;_;)

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