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経済連携協定に基づく国の事業での講義

先日、経済連携協定に基づく国の事業で、日本で看護師や介護福祉士として資格をとって働く予定のフィリピン人候補生さん228名に講義をさせていただきました。

*聴覚障がい者には「ろう者」「難聴者」「中途失聴者」がいらっしゃること
*それぞれの母語によって「日本手話」」を使う方と「日本語対応手話」を使う方がいるということ
*人間に上下がないと同じく、言語にも上下がないということ

また、
*耳元で大きな声で怒鳴るのではなく、正面で口をハッキリ開けて話して、口の形を読みやすくすること

このようなお話をし、病院や介護施設で使う手話の指導をしてから
*最後は「見上げてごらん 夜の星を」を手話で歌いました。

フィリピン人の皆さんは本当に一生懸命話を聞いてくださり、積極的に手を動かしてくださいました。

最後の「見上げてごらん 夜の星を」の手話ソングは、みんな揃っていて、とても上手でした。

一生懸命な皆さんの姿を見て泣きそうになりました。

その後、候補生さんの感想をいただきました。
嬉しい感想をいっぱい書いてくださって、またまた泣きそうになりました。

手話通訳士&日本語教師という仕事をしていなかったら、きっとこんなに大勢の外国人の方々に講義させていただくことはなかったでしょう。

国籍が違っても、人種が違っても、そんなことは全く関係なくて、ひとの心は通じるんだと。
そう思えて、本当に嬉しくなりました❤️
候補生の皆さん、そして候補生の指導をなさっている日本語教師の先生方に幸あれと、心から祈ります🙏

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