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テンダー手話教室 10周年

「10周年感謝のご挨拶」 2021年7月11日
2011年7月11日13:30に開講したテンダー手話教室は、2021年7月11日に10周年となりました。
支えてくださる皆さま、受講してくださる皆さまに、心から感謝申し上げます。
もともと自分が手話教室を開講するなんて、夢にも思いませんでした。今から10年前の2011年2月。大和証券本社で行われた手話教室で、大先輩の手話通訳士さんから代講を頼まれました。
すると授業のあとに、数名の受講生さんが私のところに来ました。「いつもの先生も良い方だけれど、鈴木先生にも習いたいです。どこで教えてもらえますか?」
その言葉がきっかけで、手話教室を開くことになりました。もともと日本語教育の世界から手話の世界にやってきた私は、地域の手話講習会のやり方が、どうしても納得できませんでした。
英語の教員免許を取ったときは、英語科教授法を習いました。日本語教師になるときは、18世紀から20世紀までの外国語教授法を教わりました。それから考えると、手話の世界は、なんて理論的じゃないんでしょう!
今、手話の世界でナチュラルアプローチが行われています。もちろんいい面もありますが、それは教授法の理論から考えるとベストではありません。
ナチュラルアプローチは、1970年代後半から1980年代初頭に、テレルが提唱し、クラッシェンが体系化した外国語教授法です。母語習得の過程を観察して開発されたものです。でも【幼児の母語習得】と、既に母語を持つ【成人の第二言語習得】は違います。ナチュラルアプローチには、「文法の勉強や間違いの訂正は重視しない」という面があり、1980年代中頃には、ナチュラルアプローチに対する批判が多く出されています。
私はASTP(アーミー・スペシャライズド・トレーニング・プログラム)の教授法をベースにして、コミュ二カティブ・アプローチやサジェストペディアなどの方法も取り入れた手話指導をしたいと決意し、試行錯誤しながら10年が経ちました。
「手話は言語」ですので、正しい言語知識や教授法、正しい言語指導のプロセスが、とても大切だと思っています。その思いは10年前も、現在も、そして今後も変わりません。
これからも受講生の皆さんといっぱい笑いながら、そして自分自身がもっともっと勉強をして、正しい言語指導を続けていきたいと思います。
今後共、テンダー手話教室をよろしくお願い申し上げます。

テンダー手話&日本語教室 代表
手話通訳士&日本語教師
鈴木隆子

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