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恥ずかしかったこと

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テンダー手話教室では、さまざまな方々が、手話を学んでいらっしゃいます。
まったくの初心者の方々。
地域の登録手話通訳者の試験を目指す方。
さらに上の、手話通訳士を目指す方。
受講生の方々のニーズに合った授業ができるように、心がけております。

初級から上級まで、すべてのレベルの方のレッスンで取り入れているのは、会話練習です。
「一生に一度も使わないような課題文」ではなくて、今日からろう者の方と雑談ができるような会話練習をしたいと思っています。

テキストの中で「恥ずかしい」という単語が出てきました。
「あなたの今までの、恥ずかしい経験は何ですか?」
そういうテーマで、手話の会話練習をしました。

そうして自分の番になった時、ものすごい恥体験を思い出しました。

27、8歳の頃。
日産自動車の系列会社か、大手外資系保険会社の社長さんか。
どちらかの企業の、日本語の出張レッスンを担当していました。

青山学院大学で非常勤講師をしていた母は、お相撲が大好きで。
お互いの仕事のあと、両国国技館で待ち合わせして、よくお相撲を見に行きました。
よく見に行っていたので、自然とお相撲関係のお友だちができました。

元力士の方とお友だちになり、ホテルオークラの鉄板焼きをご馳走になることになりました。
元お相撲さんなのに、あまり召し上がらないので、私一人でガツガツ食べて、ガンガンワインを飲みました。

お食事の途中で、お行儀が悪いのですが、お手洗いに行きたくなって。
「すみません」と行って、席を立ちました。
鉄板焼きのレストランの中にはお手洗いがなかったので、お店を出て、ホテルの廊下を結構歩いた記憶があります。

席に戻り、「失礼しました」と言って、座ろうとした時。
女の人は、座る時、シワにならないようにスカートに手をやります。

すると。
「アレ?スカートのとこに、なんかある!?」「なんだろう?」
なんと、それは!
洋式のお手洗いに敷く『便座シート』でした((((;゚Д゚)))))))

なんで、そんなことになっちゃったんだろう( ̄◇ ̄;)
スカートから便座シートをぶら下げて、ホテルオークラの中を歩き回っていたなんて!

手話のレッスンで、忘れていたこと、思い出しちゃいました(>_<) iPadから送信

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