『ろう者の祈り』出版記念イベント
1月27日(土)14:00〜『ろう者の祈り』出版記念イベントが行われました。
1)作者で、朝日新聞編集委員で、東大応援部リーダーOBの中島隆くん。そして、本の主人公 2人(NPOにいまーる施設長 臼井千恵さんと 私)のパネルディスカッション
2)冗談手話レッスン
3)手話ソング「Jupiter」(ジュピター)
4)サイン会
いらしてくださった皆様、本当に本当にありがとうございましたm(._.)m
★「冗談手話」に関しては、いろいろご意見があるかもしれません。
しかし日本語でも、ニュースや新聞、学術論文で使われる硬い語彙もあれば、テレビでお笑い芸人が話す、くだけた言葉もあります。
どちらがいい、悪いではなく、 場面に応じて使い分けるもの。手話だってそうです。
本やイベントでご紹介した冗談手話は、全て私がろう者に教わったり、全日本ろうあ連盟の「新しい手話」に出ていたもの。
いろいろな語彙があることをご紹介して、手話を身近に感じて、興味を持っていただきたいと思いました。
★また、手話ソングに関しても同じです。
手話ソングをよく思わない方も、いらっしゃると思います。
でも、外国人アーティストの歌がきっかけで、英語が好きになった人もたくさんいます。
私たちが英語の歌を歌っても、アメリカ人から「英語は日本人のものじゃないから、歌うな」って言われることはありませんよね。
手話が言語であるなら、それを使った様々な表現方法も認められていいのでは?
今回「ジュピター」を手話に訳すにあたり、2ヶ月かけて、推敲(すいこう)に推敲(すいこう)を重ねました。
「ただの単語の羅列」にならないように。
歌詞の真意を、キチンと伝えられるように。
そして日本語教師なので、日本語の「助詞」の部分も、指文字以外の表現でキチンと表すように。
ご参加いただいた50名弱の方々、本当にありがとうございました。
また、温かいお心遣いをくださった方々、本当にありがとうございました。
イベントが、いつまでもみなさまの心に残るものでありますように…
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