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日本語講座「待遇表現」

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今日は、朝からテンダー手話教室で手話指導をし、午後1時からは別の仕事で外出し、午後3時に教室に戻って、再び手話のレッスンを2コマし、夜は「手話で行う 日本語の文章力向上講座」の『待遇表現』の授業をしました。

午後、仕事で外出中に、体験レッスンを受けようと訪ねてくださった方がいらっしゃったようで、失礼いたしました。
レッスンの時間帯は、ホームページに載っている通りなのですが、手話通訳や打ち合わせ、会議などで、今日のように外出してしまうこともあります。事前にご連絡いただけると幸いです。

さて、今日の日本語講座の『待遇表現』のポイントは、「文法的には合っているのに、失礼になってしまう表現」についてでした。

例えば、ある広告代理店の特例子会社で、実際に起こった話です。

若い聴覚障害の男性社員。彼は、素直で心の優しい好青年です。

会社の社長が重いカバンを持っているのを見て、すぐにかけよりました。
そして、言いました(彼は口話ができる人です)

「社長、お荷物を持ってさしあげます」

せっかく優しい気持ちで発した言葉なのですが、これは、この場面には、ふさわしくありません!

なぜでしょう?

★解説
「敬意を示すべき相手に利益を与える場合、授受表現(あげる・もらう・くれる)を用いてはいけない」というルールがあるからです!

だとしたら、どう言えば良かったのでしょう?

★正解は、
「社長、お荷物をお持ちします」○

こういう場面では、謙譲表現を使いましょう(*^o^*)

今日初めて、日本語講座を受講された方が
「楽しかった!手話が、わかりやすかった!また、来る」
と言ってくださいました!
超嬉しかったです(^o^)/

私は、手話の力は、まだまだですが、もっともっと頑張ろうと思います♪

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