4月18日(土) 息子の結婚式
私はシングルマザーで一人っ子。
息子も一人っ子で兄弟も従兄弟もいません。
私の母は、すでに他界していますし。
私は精神科のお医者さまや警察の生活安全課の指示で
父から逃げて暮らしてきたため、お呼びする親戚がいません。
披露宴で新郎の身内のテーブルが、私1人になってしまう!!
それで、血のつながりとは関係なく
息子や私のことを大切にしてくださる方々をお呼びすることにしました。
その中には息子が中学3年の時から可愛がってくださっている
ろうのご夫婦がいらっしゃいました。
そのお二人に結婚式や披露宴の内容をキチンとお伝えするために。
せっかくお呼びしたのに「聞こえないために楽しめない」
なんてことがないように。
キリスト教式の結婚式では私が手話通訳をし、
披露宴では私の生徒さんに手話通訳をしていただきました。
結婚式で司式をしてくださった外国人の牧師さんは
「日本に来て42年になるけれど、横に手話通訳がついたのは初めて」
とおっしゃって、とても喜んでくださいました。
披露宴では息子が挨拶の中で私のことを、
「『漢字』の『漢』と書いて『おとこ』と読むような、
お父さんのようなお母さん」と紹介したので
思わず笑ってしまいました。
披露宴の中で、「新婦からご両親へのお手紙」だけと聞いていたのですが、
実際には「この場をお借りして新郎の私からも…」と
私への手紙の朗読もあり、思わず泣いてしまいました。
私自身の意志,そして息子の勧めで離婚したのですが、
離婚した時は戦友だった母もすでに逝ったあとで
頼れる人もありませんでした。
「大海の波に浮かぶ2枚の葉っぱ」のように、
私は息子と私の存在を心許なく感じていました。
それから時が経ち、多くの方々の祝福を受けて、
息子が最良のパートナーと新しい人生を歩むことができ、
本当に神様と周囲の皆さまへの感謝の思いでいっぱいです。
本当に本当にありがとうございます。
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キレイな花束をいただきました
20年来の手話のお友だちで、
テンダー手話教室に通ってくださっているS子さんが、
今日の手話のレッスンの時に
キレイな花束を持ってきてくださいました。
もうすぐ母が天国に召された日だからです。
毎年忘れずにお花をくださいます。
本当にどうもありがとうございます。
母も天国でどんなに喜んでいることでしょう。
あと3日で息子の結婚式です。
その時は、母の写真も持っていこうと思います。
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テンダー手話&日本語教室 15周年記念講演会
【テンダー手話&日本語教室15周年記念講演会】を行いました。
2011年7月11日に教室を始めて15年になります。
あっという間の15年間でした。
もともと自分の意志で始めたのではなくて、
私の大先輩の手話通訳士さんがダブルブッキングをしてしまい
「自分の代わりに手話の講義をしてきてください」と頼まれて、
大手証券会社の手話講座を代講をしました。
講義が終わったあと、受講生さんが3人いらして
「いつもの先生も良い方だけれど、鈴木先生にも習いたい」と
言ってくださったことから教室を開設することになりました。
最初の1年間は生徒さんが5人ほどで、毎月5万円の赤字でした。
今はおかげさまで、生徒さんは80名ほどになりました。
皆さん心の温かい素敵な方々ばかりです。
講演会では私の友人のろう者の池田大輔さんが
「被災地のボランティア活動」についてお話してくださいました。
東日本大震災の時、ろう者のボランティアは池田さん1人だったそうです。
現在でも能登半島でボランティア活動をなさっているというお話を
多くの写真を見せながら詳しく説明してくださいました。
素晴らしい活動だと思います。
私の講演は2つでした。
①「手話と思いやり」
聴覚障がい者さんの世界には何故かヒエラルキーがあって、
ろう者さんが「上」みたいになっているけれど、
それはおかしいなぁって思っています。
私のテンダー手話&日本語教室には
「ろう者さん」「中途失聴者さん」「難聴者さん」「人工内耳の方」
いろいろな方がいらっしゃいます。
直接お話を伺うと、それぞれ抱えている大変さ・困難さが
違うことがわかります。
「どっちが上」みたいな考え方は良くないとお話しました。
みんな神様がお作りになった大切な存在なのですから。
②「『私は』と『私が』の違い」
これは日本語教師にとっては、とても重要かつ
絶対に間違ってはいけない内容です。
私は緊急性を感じてこのテーマを選びました。
何故かというと以前私の地域の手話通訳者の研修にいらした
ろうの手話講師さんが『私は』と『私が』について
完全に間違った説明をなさったからです。
間違った説明を何故自信を持って語るのか、私にはわかりません。
でも日本語の大切な文法について、ウソが広まってしまうと困るので、
研修の休み時間にその方のところへ行って、
「失礼ですが、日本語教育の観点から先程のご説明は間違っています」
と申し上げました。
するとその方は真っ赤になって怒ってキレてしまいました。
その講師はここ数年NHKや民放のドラマの手話指導をしていらっしゃるので、
こんな間違った理解でセリフを手話に換えているのは良くないと思い、
講演会でお話させていただきました。
講演会には約60名の方がいらしてくださいました。
手話関係の方や、立教大学応援団の同期の友人や後輩さんも来てくれて、
みんなが笑顔で温かいイベントになりました。
参加してくださった方々、綺麗なお花や贈り物をくださった方々。
ご都合が悪くてご参加なされなかったけれど応援してくださった方々。
本当にありがとうございました。
聞こえる、聞こえにくい、聞こえない。
障がいがある。障がいがない。
そのようなことは全く関係なく、
みんなが笑顔で会場中に笑顔のお花が咲いていました。
人に上も下もない。
みんな1人1人が大切な存在。
その理想が具現化したイベントとなりました。
本当にどうもありがとうございました。
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