ファミリーヒストリーの本の感想をいただきました
温かいお言葉をいっぱいいただき心から感謝いたします。
本当にどうもありがとうございました。
とても嬉しかったです
さて今年2026年2月に文芸社からファミリーヒストリーの本
「幕末〜明治〜昭和〜令和 あるクリスチャン家族の物語」を
出版いたしました。
2022年2月に大月書店から「ろう者と聴者の懸け橋に」という
本を出版することになった時に編集者さんから
「『あとがき』に鈴木さん自身のことや家族のことを書いてください」
と言われました。
私は日本では珍しいクリスチャン5代目で、
初代は幕末の嘉永元年生まれの高祖母です。
その息子、私の曽祖父は第二次世界大戦のころ
満州で満蒙百貨店を経営していましたが敗戦となり、
社員全員の命と引き換えに自分が銃殺されることを申し出て、
最後の1人が無事に帰ったと電報が届いたあと、
ロシア軍の兵士によって射殺されました。
満州の本を取り寄せてそのことを書いたのですが、
気合いを入れてたくさん書き過ぎちゃいました。
「『ろう者と聴者の懸け橋に』という本の趣旨から外れているので、
カットします」と編集者さんに言われて残念ながらカットとなりました。
「この原稿、もったいないなぁ」と思っていたら、
たまたま「Reライフ文学賞」という賞があることを知りました。
「家族についての物語募集」と書いてあったので、
「これはちょうどいい」とその原稿を丸ごと提出しました。
結果は見事落選だったのですが、
その2年後に文芸社の営業企画の方から連絡が来て
「あの原稿を本にしませんか?」と勧めてくださり、
出版することになりました。
本には高祖母・曽祖父・祖母・母・私と続く5代の物語と、
幼い時から父のDVに悩み、母と助け合いながら生きてきたことや、
神様に「私がいったいどんな悪いことをしたって言うのですか?」と
いっぱい文句を言いつつも、必死に生きてきたこと。
そして昨年2025年7月に突然「父 危篤」の連絡を受けたことが
書いてあります。
医師と警察の指示でずっと父から逃げてきた私が、
【加害者であると同時に実父である人間】の死に直面して起こった感情も
全て飾ることなくありのままに描きました。
もし父が生きている間にこの本を出版していたら、
きっと父はキレて逆上して事件になっていたでしょう。
そう思うと、出版前に神様が父の人生を終わらせてくださったことに
心から感謝しています。
私の家族を30年前から温かく見守ってくださり、
教会で祖母や母の告別式の司式をおこなってくださった
私の敬愛する牧師先生に本をお送りしました。
すると牧師先生から留守電にメッセージをいただいたので、
嬉しくてお電話をしました。
先生は
①「あなたはイバラの道を歩んできたけれど、会うといつも明るくて、
大変だってこと全く感じさせなかったね」
②私が「神様に文句ばかり言ってきました」と言うと
「神様の前ではありのままでいることが大事なんだよ」
「神様の前でいいところを見せようとしなくていいんだよ」
③ルーテル学院大学の元教授のジェームス・サック先生との
対談を載せたことについても
「サック先生との対談も良かったね。
免罪符の問題にも触れていて良かった」
④「いい本を残しましたね」
⑤「読んだ人たちにもわかってもらいやすい本だと思う」
このように温かいお言葉を頂きました。
今までに手話の本は数冊出版させていただいていますが、
赤裸々なファミリーヒストリーは初めてですので、
本を読んだ方がどのように思ってくださるかとても不安でした。
でも敬愛する牧師先生に温かいお言葉を頂き、
書いて良かったと心から思いました。
こんな状態の家に生まれても
こうやって生きている人がいるのだと
今苦しみの中にいらっしゃる方の力に少しでもなれば幸いです。
お読みいただければ、とても嬉しいです。
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