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母の日のプレゼント

「遅くなったけど」
そう言って、息子がプレゼントのウイスキーをくれました。
私は、普段から全くお母さん扱いされてないので、「母の日のプレゼントは、ない」と思っていました。

私は、考え方も子どもの育て方も、完全に男。
新日本プロレスを見て「ラリアット、いけー」って叫んでいるのですから、やっぱりお父さんですよね。

昔の写真を見ると、息子はあんなにちっちゃな赤ちゃんだったのに、今ではずいぶん頼もしくなりました。

実は先日、ドラマ「相棒」の『声なき者』を見ていたら、PTSDのフラッシュバックを起こしてしまいました。父親のDVに苦しむお母さんと子どもたちの話だったのですが、自分が育った家庭と重なってしまいました。
立教大学応援団でチアガールをしていた大学2年生の時、定期演奏会の直前。
深夜に父が雨戸でガラス戸を叩き割って家に侵入し、母にケガをさせるという悲惨な出来事があり、それを思い出してしまいました。

「こんないい歳をして、いまだに父親が怖いなんて、なんて自分は弱虫で情けないんだろう」
この12日間、ずっとそう思っていました。

でも、今日で元気になりました。
あの頃と違って、今では家の中に恐怖もなく、怒りもありません。
息子や猫のピュアと穏やかに過ごせることに、心から感謝したいと思います。

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Posted in 日記 | 2 Comments »

“母の日のプレゼント” への2件のフィードバック

  1. 小林泰廣 より:

     初めてコメントします。埼玉県春日部市在住の50代の一般人です。特別支援学校で教員をしている長女から「パパが好きそうな話が載ってるサイトがある」と紹介してもらい時々拝読しております。記事の話題とは関係ない内容になりますが、最新記事ということでこちらに書き込みました。
     さて、最初は長女の言葉 に?となった私ですが、過去の記事を読み納得、神宮でチアとして大学野球の応援をされていたのですね。今も保管している1984年春の週刊ベースボールに立教大学チアの特集記事があるのですが、そのメンバーとして紹介されている鈴木隆子さんですよね?
     私は父が大学野球好きで、当時、神奈川テレビをキー局に放送されていた東京六大学野球中継を一緒によく見ていました。一番印象に残っている選手は立教の野口裕美さん。最近、野口さんをあるテレビ番組で目にしました。夫婦で「野口ヒロミ」ということで紹介されていました。どこかで聞いた話ですが本当だったんですね。こちらのブログにも野口さんが出ている記事もありますね。今もお元気であることが分かり嬉しかったです。
     ところで、一昔前の立教野球部はあまり強くなかったですよね。東大に勝点を落とすこともしばしば。そんな立教が84年秋の開幕戦で法政に連勝したのは衝撃的でした。第2戦は神宮で観戦、序盤から法政ペースで法政の圧勝を確信した私はナイターになったところで「明日は平日だからもう帰ろう」と球場を出ました。翌朝、新聞で立教が逆転勝利で勝点奪取と知り、驚くと同時に「最後まで観ていたら…」と後悔した思い出があります。
     応援団については最初は吹奏楽以外はあまり良い感じで見ていませんでした。奇声を発するリーダーには「何だ?こいつら…」と、チアには「大学生にもなってわざわざミニスカート?恥ずかしくないの?」などと思ってました。ですが、勝ち試合でも敗色濃厚の試合でも、またどの選手に対しても変わらぬ姿勢で応援する様子に次第に感銘を受けるようになり、それを見て学んだことは自分のその後の人生に生かしています。
     このたび、自分の生き方に大きな影響を与えた応援団の方が頑張っていることを知れたことは野口裕美さんの近況を知れたこととも併せて嬉しいと同時に大きな励みにもなります。これからも拝読していきますので、命ある限りこのブログを続けて頂けたらと思います。

    • 鈴木隆子 より:

      小林さま

      ご丁寧なコメント、ありがとうございます。
      小林さまがおっしゃる通り、週刊ベースボールの立教大学チアの特集記事に出ておりました、鈴木隆子です。
      覚えていてくださり、光栄です。どうもありがとうございます。

      野口裕美さんは、私が1年生の時のエースで、ドラフト1位で西武に入団されました。
      奥様は、私が1年生の時のチアリーディング部長で、大変お世話になりました。
      長身の野口さんと小柄なチアリーディング部長は、とてもステキなカップルでした。

      立教が84年秋の開幕戦で法政に連勝した試合を、神宮でご覧になっていたのですか!
      どうもありがとうございます。
      当時スポーツ推薦がないのは東大と立教大学だけで、よく最下位争いをしておりました。
      私たち応援団は派手に見られますが、実は黒子。主役は選手で、私たちは縁の下の力持ちです。

      勝てば、選手の力。負ければ、私たち応援団の気合いが足りないから。
      どんなに負けていても、全ての力を尽くして母校の勝利のために応援をします。
      応援団のこと、ご理解いただき、とっても嬉しいです。

      『命ある限りこのブログを続けて頂けたらと思います。』
      なんて嬉しいお言葉!大変励みになります。
      お嬢さまにも、どうぞよろしくお伝えくださいませ。

      感謝を込めて
      鈴木隆子

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