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マックスと格闘

今日はこれから法事のため、東北新幹線に乗って岩手へ行きます。

朝、猫のマックスを動物病院へ預けるつもりでしたが、マックスが大暴れして家の中をぐちゃぐちゃにして逃げ回ること30分!
捕まえようとした私は、ヤクザの出入りのあとかと思うほど傷だらけになったので、動物病院に連れて行くのを諦めました(^_^;)

多めのお水とドライフードで、一人というか一匹で過ごしてもらうことにしました(∋_∈)

マックスがこれだけお出かけを嫌がるのには理由があります。マックスはもともと自閉症の猫だったんです!

前に飼っていた猫が猫フィラリアで突然死んでしまい、悲しくて寂しくて、また猫を飼うことにしました。

でもペットショップの猫は高いし、どうせなら可哀想な猫を育てることにしました。江戸川区の動物愛護団体で猫の里親を募集していたので、早速申し込みました。

もともとはマックスのお姉ちゃん猫を1匹もらうつもりでした。ところが愛護団体の方が「その猫には自閉症の弟がいる。自閉症の弟とセットで引き受けてもらえなければ、お姉さん猫をあげることはできません。」とおっしゃいました(┳◇┳)

自閉症!?
聞けば、愛護団体の方に発見されたとき、お姉ちゃん猫は無事だったのですが、弟猫は近所の子供たちに棒でぶたれていて、そこを保護されたそうです。そのため人間が怖くて、保護されたあとも決して人前に出ず、愛護団体の部屋にある大きな黒い袋の奥から出てこなくて、毎日ボランティアの方が昼と夜交代で袋の中に手を突っ込んで撫でているのだと言われました。

そんな自閉症の猫を育てられるのかしら…と不安でしたが、「これも何かの縁だろう。精一杯愛情をかけて育ててみよう!!」と決めて引き取りました。
私は自分が子供の時に辛い思いをしたので、人でも動物でも小さい時に辛い思いをしたと聞くと、放っておけなくなるのです。

うちに来た1日目は、カゴから出した途端、おびえてテレビや冷蔵庫の後ろなど、普段私のお掃除が行き届かないところに入り込んで、出てきませんでした。

お姉ちゃん猫のシェリーは好奇心旺盛で部屋中を歩き回っているのに、です。

それからは毎晩マックスが寝つくまで、赤ちゃんのようにおくるみに包んで抱いて寝かしつけました。

そうして1週間、マックスは慣れてくれました。愛護団体の方は、「あの猫が慣れるなんて!」と驚いていらっしゃいました。
人でも動物でも、愛情をかければ通じるのですね(*^o^*)

さて、今は東京駅八重洲地下です。ものすごい人の数!
では、岩手に行ってきます。

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