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手紙

ブログに何度も書かせて頂いていますが、躁鬱病のいとこのトラブルで、今私達家族が住んでいる家を競売にかけられそうになりました。

始めに法テラスで紹介された弁護士からは、消費者金融でお金を借りるように言われました!びっくりして法テラスに相談した結果、解任することにしました。

次に知人が紹介してくれた弁護士さんは素晴らしい方でした。
その頃父と食事する機会があって、トラブルの話をすると、父は自分がお金を用立てると申し出てくれました。
私は両親が離婚したとき、母の方に行ったので、父に立て替えてもらうのは申し訳ないと悩みましたが、弁護士さんが「両親が離婚しようと、あなたとの親子関係は一生続くんだからお父さんに甘えたら?」とおっしゃったので、思い切って父に用立ててもらうことにしました。

最初の頃は穏やかだった父でしたが、実際にお金を用意してもらう日が近づくと、だんだん変わってきました。

父に呼ばれて会うたびに母の悪口を言い、私に母の代わりに謝らせて、それで溜飲が下がるようでした。私にはツラいことでしたが、でも用立ててくれるのだから、と耐えてきました。

11日(日)に父のマンションに呼ばれて行った時、まず私が送った感謝の手紙を突き返され「こんなものは受けとれない」と言われました。
そして「お前たちは僕の生活をメチャクチャにしやがってどういうつもりだ!」と怒鳴られたので、
「お父さんに迷惑をかけたくなかった。でも申し出てくれたから、甘えさせてもらった」と言っても「うるさい!黙れ!お前の話は聞かない。」

そして「出ていけ!帰れ!」
あまりに一方的なので、とうとう私は、子どもの時からずっと言いたくても言えなかったことを言ってしまいました。
「夫婦仲が悪いのは、二人の問題で、子どもの私には責任がない。
夫婦仲が悪いことで、一番ツラい思いをしてきたのは私。
お父さんがお酒飲んで暴れて手をつけられなくて、しょっちゅう警察を呼んだ。
私も何度も殴られた。妊娠中も殴られて、『お前のお腹の子どもなんてどうなっても構わない!』と言われ、警察の人に『赤ちゃんが心配だから、逃げなさい!』と言われた。
そういう思いをしてきたけど、それでも自分のお父さんなんだから、『すべてを水に流して許そう。お父さんとして愛さなきゃいけない。』ってずっと思ってきた。」そう言って父の家を出ました。

その後16日(金)、弁護士さんから連絡があり、父から入金があったことを知りました。
どんないきさつがあったにせよ、助けてもらったのだからお礼を言わなければいけないと、電話をしたら留守電でした。
その翌日17日(土)も留守電だったので「19日(月)にお礼を言いに伺いたい」とメッセージを入れました。

すると昨日、私宛に父から書留が届きました。

書面には「自分だけの責任ではないが隆子に今まで辛い思いをさせてきたのだから、それで入金した。」と書いてありました。

ところが、それからあとは思い出したくないような文章が便箋5枚にしたためてありました。

目を覆いたくなるような、母への罵詈雑言と、父が怖くて母側についた私に対する憎しみの言葉でした。自分が暴れて家族を殴ったことには一切触れていませんでした。

私がこの前思い切って、子どもの時から両親の間で辛い思いをしたと話したことについては、「お前だけが被害者だと思うな。お前は殉教者のつもりか?図に乗るな。」
と書いてありました(;_;)

思えば両親が離婚する前は、毎朝ダイニングキッチンのテーブルに、同じような内容の、母に対する悪口の手紙が置いてありました。

当時は母に宛てたものでしたが、今回いざお金を用立てるとなったら、離婚して母親の方に行った娘に対して、激しい憎しみが湧いたようです。

両親の離婚後、私はそれぞれの幸せを心から願っていました。でも、父の心の闇には届かなかったようです。

この年齢になってから、この手紙を受け取って良かったです。もしもっと若い時に父親からこれだけの手紙を受け取っていたら、きっともっと傷が深かったでしょう。

私が耐えられる年齢になるのを神様は待っていてくださったのだと、考えることにしました。

今朝の午前中までは、さすがに落ちていましたが、今はもう大丈夫!

まっすぐ前を向く気持ちになりました!

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