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足のケガのお見舞いお礼と、日本語文法のテキストのこと

足のケガでは、いろいろとご心配をおかけしました🙏
温かいお言葉、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。
昨日整形外科を受診し、やっと補装具が取れました。
でもまだ、ヒザをひねったり、しゃがむようなことをしてはダメだそうです。
息子にも、「おまえは、すぐ調子にのるから‼️」と釘をさされています。

さて、「好きになる日本語文法 助詞編」のテキストですが、手話や日本語のレッスンの後、毎晩イラストを描いています。へたっぴいですが💦

テキストの内容は、例えば、こんな感じです。

★( )の中に入る助詞はなんでしょう。
1) 学校 ( ) 行きます。

2)橋 ( )渡ります。

【正解】
1) 「移動の方向」を表す格助詞の『へ』または『に』が入ります。

2) 「通り道・通過する場所」を表す格助詞の『を』が入ります。

2)を間違えて『に』とする方が、結構いらっしゃいます。
2015年8月にNHK e テレ「ろうを生きる・難聴を生きる」という番組が「日本語を学びたい」という題で、私の日本語講座を取り上げてくださったことがありました。
そのときも、聴覚障がいの生徒さんが「橋に渡ります」と書いた場面が放送されました。

移動の目的地、ではなく、「目的地」に至るまでに「通過する場所」を表す時は『を』を使う、というルールがあります。
例) 一方通行 を 通る。

このように、聴者の私たちにとっては、あたりまえに使い分けている助詞ですが、そのひとつひとつにルールがあります。
手話では、いちいち『に』とか『へ』とか『を』とか表さないので、ろう者の方々が文章を書くときに、正しく使い分けるのは、本当に大変だと思います。

「文法は面白い」って思っていただける本になるよう、気合いを入れて取り組みたいと思います😊

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