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片耳仔猫ピュアの誕生日 & 大好きな祖母が天に召された日

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昨日は、ラジオの収録がありました。
今の段階では、まだ詳しい内容はお話できないのですが、
起用してくださったディレクターさんのお顔に泥を塗らないよう、心を込めて、1時間お話してきました。

さて、今日6月14日は、片耳仔猫ピュアの1歳の誕生日。

そして、大好きな祖母 依於子(いおこ)が14年前に93歳で、天に召された日です。
荒れた家庭に育った私が、グレなかったのは、祖母のおかげです。

「艱難辛苦(かんなんしんく)、汝(なんじ)を玉にす」
ちっちゃい時から、この言葉を何度も言ってくれました。

恩返しをしたくて、祖母が要介護5の寝たきり状態になったとき、うちに引き取り、2年間介護をしました。

最期の会話は、私が祖母のオムツを替えているとき。「たこちゃん、私、困っちゃったの」
「えっ!依於子ちゃん、どうしたの? どっか痛いの?」
「そうじゃないの。うちは、みんなキレイで、私だけキタナイから、困ってるの」
「あーら、依於子ちゃん、そんなことないわよ!90過ぎてから、キレイになったわよ」

まさか、それが最期の会話になるとは!
せめて「90過ぎてから」じゃなくて、もう少し若い時からキレイだったって、言ってあげれば良かったです。

この会話のあと、祖母は、母に夕食を食べさせてもらいながら亡くなりました。
大好きだったユーハイムの「フランクフルタクランツ」をデザートに用意したのに、それを食べる前に息を引き取ったので、きっと心残りだったことでしょう。

今日は片耳仔猫ピュアのバースデーケーキに、祖母が食べられなかった「フランクフルタクランツ」を買いました。

「苦労のデパート」と言えるほど、苦労ばかりしてきたのに、祖母の心は「幼な子」のようでした。

教会で告別式をした時に、お世話なった牧師さんがおっしゃいました。
「依於子さんは、私が知る「最も心のキレイな人」の中の一人でした」

人に対して、最高の褒め言葉だと思いました。

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