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賀川豊彦献身100年記念特別講演会の手話通訳

今日は横浜の金沢八景で、クリスチャンで有名な社会活動家の賀川豊彦さんのお孫さんの講演会がありました。
初めて伺う教会で、どんな聞こえない方がいらっしゃるのかもわかりませんでしたが、母が昔、立教女学院に通っていた時に賀川豊彦さんが講演にいらっしゃって「素敵な方で素晴らしいお話だったわよ」と言っていたので、とっても楽しみにしていました。

行ってみると、とても素敵な教会で、皆さん温かく迎えてくださいました(*^o^*)
そして驚いたことに、そこにいらした聞こえない方は、昨年7月に「日本プロテスタント宣教150年記念大会」で手話通訳をした時にいらしていた方でした!
手話の世界は狭いし、さらに手話通訳士でクリスチャンはあまりいないので、またこうしてお会いするのは当然と言えば当然と言えるかもしれませんが、とっても嬉しい再会でした(^o^)/

とっても良いお話を伺えて「手話通訳士って本当に色々なお話を聞く機会が多くて勉強になるなぁ」と思いました。
さらに講演が終わって、聞こえない方が発言し「自分は聞こえないことでいじめられてきたが、ある人に『いじめられてきたとしても、それだけではなくて嬉しいこともあったはず。嬉しいことと悲しいことと両方経験しないと、人の痛みはわからないよ』と言われた」そう話してくださったのを聞いて、涙がどんどん出てきました。

一つは「聞こえないことで、どうしていじめられなければならないのだろう!」という怒りと悲しみ。
もう一つは「様々な悲しい経験は、人の痛みを知るためだったのか!」という気づきと驚き!

ホントは手話通訳は冷静でなくてはいけないのでしょうが、涙がいっぱい出てきました(;_;)

手話通訳をすると、色々な方のお話を真剣に聞くので、人生を何倍も生きることができるような気がします。

ではこれから母をショートステイ先に迎えに行きます(^o^)/

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