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なんぼのもんじゃい!

14日(木)は日本語の文章力向上講座を終えて帰宅したのが、夜の11時45分。
それから母のオムツを替えてお風呂に入って、2時過ぎに寝ました。
翌日15日(金)は、1限目から大学の講義の手話通訳がありました。無事に通訳が終わり、武蔵境のイトーヨーカドーで母のオムツの宅配を頼み、米八のお弁当を買って帰宅しました。
家に帰ると母が、なんだか言いにくそうに「たこちゃん、実は…」と話始めました。「どうしたの?なんかあった?」と尋ねると、オムツをあてているのに失敗して、洋服を汚してしまったとのこと。「なあんだ、大丈夫よ!着替えてから、すぐに取り替えるからね」と言って自分の部屋に入ると、今度は猫のマックスが羽布団の上でオシッコをしていました。
「あちゃー!!なんでみんなして…」と思った瞬間、一昨年出版した、介護の現場で使うための手話の本「サポート手話」の中で、自分が書いた言葉を思い出しました。
『命に別状のないことでカリカリしない』
もともとは痴呆老人専門病棟の看護師長さんがおっしゃった言葉です。
「そうだ、これだ!そそうしたからって死ぬわけじゃなし(^O^)」
申し訳ないと、泣きそうになっている母が可哀想になり「大丈夫だって!誰だって失敗したくてする人なんていないんだから!」それでも、「ごめんなさい」と落ち込んでいる母に思わず、
「お漏らしがなんぼのもんじゃい!」と叫んでいました。
「へ!?」(・o・)ノ
一瞬、目がテンになった母が、次の瞬間大爆笑です(o^∀^o)
考えてみると、世の中にはちっちゃいことで、すぐにカリカリしたり、機嫌が悪くなったり、他人を批判したりする人が多すぎる気がします。
大河ドラマで「龍馬伝」が始まり、坂本龍馬を愛する人がたくさんいますよね。
私もその中の一人。大学時代に司馬遼太郎の小説を読んでからファンになり、「龍馬伝」を楽しみに見ています。
坂本龍馬がこんなに人の心を捉えるのは、彼の度量の大きさにあるのでしょう。
私もちっちゃいことを気にせず、目先のことにとらわれず、スケールの大きい人間になりたいです(^o^)/

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