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PTSDのフラッシュバック 再び

このところ、落ち着いていたのですが、昨日、久しぶりに、PTSFのフラッシュバックが起きてしまいました。

仕事に行く前に、お片付けをしていて、父からの手紙と、それに対しての自分の返事のコピーを見つけたことがきっかけです。

普段は忘れていたはずのことが、次々と頭に浮かんできました。
父がキレて怖かったこと、父に責められて苦しかったこと、 妊娠中に暴力を受けたことなど。
そして、その時の悲しかった気持ちが完全に蘇り、心臓がバクバクして、呼吸が苦しくなり、声をあげて泣いてしまいました。

普通、大人になると、泣きそうになっても、こらえることができますよね。
でも、PTSDのフラッシュバックの場合は、自分でコントロールができないので、抑えられず、声をあげて泣いてしまうんです。
いい年をして、ホントに情けないなぁ…と思います。

以前、精神科のお医者さまに「父が亡くなったら、PTSDは治りますか?」と尋ねたことがあります。
答えは「No」
自分では忘れているつもりでも、脳が記憶している限りは、一生続くんだそうです。
実際、私と同じように父親が原因でPTSDになった女性の患者さんは、お父さんが亡くなった後も、街でお父さんに似た人を見かけると、フラッシュバックを起こしてしまうそうです。

子どもは、親を選んで生まれてくることはできないので、回避のしようもなく、本当に困ります。
私と同じような思いをする方が出ないようにと、願います。

でも、自分の境遇を嘆いても仕方ないので、自分の置かれた場所で、花を咲かせたいと思います。

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